当店のこだわり
①浜田港で水揚げされた魚だけにこだわる(他の漁港から仕入れない)
②自分の目でみて納得した魚しか購入しない
③天日干しと乾燥機干しの「W干し」製法で干物のおいしさをとじこめる
④味付けは食塩のみで基本は薄味で魚本来のうまみをひきたてる
機械での低温乾燥と天日干しと比べて何が違う?
魚を干物にすると、魚に皮のような膜ができます。この膜は旨み成分(タンパク質の一部がアシノ酸に分解された物)が集まってできていることがわかっています。
天日干しをすると、機械での低温乾燥よりも、この膜が厚くなりより美味しくなります。さらに膜が厚いほど、かみしめた時の歯ごたえがいいのです。この旨み成分と歯ごたえが、天日干しの美味しさのヒミツであり、当社が自信をもって皆様にお勧めする理由です。
当社のカレイは昔ながらの天日干しです
燦々と輝く太陽の力と、海からのさわやかな風が、おいしい干物を作り上げます。天日干しの干物は、太陽と海風が必要な為、乾燥した空気が吹き込む冬場が美味しいとされています。また夏場は日光に当てると煮立ってしまい美味しさを損ねますので、天日にさらす時間の頃合は、季節、温度、湿度、太陽の当たり具合、風の向き、時間等、長年積み重ねてきた経験を持つ職人の腕に見せ所です。また、当社は保存料、着色料を使用しておらず、食塩のみの製造にこだわっており、おいしいお魚をお届けしたいので、商品が届いたら必ず冷凍庫へ入れて保存して下さい。
カレイの干物が浜田の特産品である理由
島根県はカレイ塩干品生産量が全国第1位で5割近いシェアを占めており、特に『浜田の干しカレイ』は全国的に定評があります。
ところで干しカレイが浜田の名物となる基礎を築いたのは誰だかご存知ですか?
松森栄作(兵庫県城崎郡香住町出身)さんという方で大正7年、松森さんが瓦の取引のため浜田を訪れた時、取れすぎて捨てられていたカレイに目を付け、研究し『浜田の干しカレイ』と言われるまでになったのです。